年越しそば求め…地元客でにぎわう 石川・輪島市のそば店
能登半島地震での被害が大きかった石川県輪島市のそば店でも、年越しそばを食べて一年を締めくくろうという人でにぎわっています。
輪島市門前町にあるそば店では、開店前から店主が黙々とそばを打っていました。
能登手仕事屋店主・星野恵介さん
「そば食べて年越ししてくれる人にはありがとうございますという思い。(自分に)何か一つできること、取り柄があってそれで人の役に立てればありがたいという思い」
店は地震の影響で断水が続き、元日から3か月以上にわたって休業が続きました。
春先からようやく蕎麦打ちができるようになり、迎えた大みそか。年越しそばを求め地元の人たちが訪れていました。
訪れた人は
「おいしいです」「この人(孫)が金沢に戻らなきゃで年越しそば食べに来ました」
総持寺祖院に近いこともあり、参拝の後に訪れる人も多くいます。
訪れた人は
「一年に一回はお参り来て、それでここ来る」「コシがあるというか、ここでしか食べれないようなそば」
訪れた人たちは思い思いに年越しそばを食べながら大みそかを過ごしていました。