６日は死者・行方不明者３００人以上を出した西日本豪雨から３年です。被災地では祈りに包まれています。

水害で５１人が犠牲となった岡山県倉敷市真備町にある文化施設は、先月、ようやく復旧工事が終わったばかりで、６日午前、追悼式が行われました。

式には遺族や住民の代表など４５人が出席し、復興への決意を新たにしていました。

遺族代表・松村好美さん
「家族や周りの方々との強いきずなをもって前に進んでいくことが、復興につながり、がんばり屋だった母にも気持ちが届くのではないかと思います」

一方、決壊した小田川の水害対策として、国が行っている高梁川との合流点付け替え工事は、計画の４８％まで進んでいて、２年半後に完成する見込みです。