IRへの信頼失墜…秋元被告に懲役5年求刑
カジノを含むIR・統合型リゾート施設への参入を巡る汚職事件で、収賄などの罪に問われている衆議院議員の秋元司被告に対し、検察側は8日、懲役5年を求刑しました。
衆議院議員の秋元司被告は、中国企業側から760万円相当の賄賂を受け取った収賄の罪や、裁判でウソの証言をするよう依頼し、現金を渡そうとするなどした証人買収の罪に問われています。
8日の裁判で検察側は「IR事業への社会的信頼を失墜させた悪質な犯行」などと指摘し、秋元被告に懲役5年、追徴金およそ760万円を求刑しました。
衆議院議員・秋元司被告(49)
「これはこれで受けとめて、次のしっかりとした弁論で、事実を、真実をしっかりと訴えさせていただきたいと思います」
次回の裁判は、今月20日に行われる予定です。