能登半島地震から3か月も「活発な状態が継続」大地震前が月に10回程度の震度1以上の地震が先月は70回発生 今後も強い揺れに注意を
元日に発生した「能登半島地震」から3か月あまりが経過しましたが、依然として地震活動は活発な状態が続いています。
気象庁によりますと、能登地方とその周辺では、今年1月1日以降、今月9日午前8時までに震度1以上を観測した地震が1784回発生しています。
月別にみると震度7の地震があった1月は1558回と最も多く、2月は144回、3月は70回と地震の回数は減ってきています。
しかし元日に大地震の発生する以前に能登地方で震度1以上の地震が発生した回数は1か月間に10回程度で、多い時でも20回程度でした。
こうした事から、9日に開かれた政府の地震調査委員会の定例の会合では、大地震発生前と比較すると、現在も多くの地震が発生しており、依然として地震活動が活発な状態であると評価しました。
さらに、これまでの地震活動と地殻変動の状況をふまえると、能登地方で2020年12月から続く「群発地震活動」は当分の間、続くと考えられ、今後も強い揺れや津波を伴う地震が発生する可能性があるとしています。
地震調査委員会の平田直委員長は、元日におきた大地震の影響が無くなったとはみていないとし、「地震回数が減少してきても、しばらくしてから規模の大きめの地震がおきることがあるため、強い揺れと高い津波に引き続き注意していただきたい」と話しています。
気象庁によりますと、能登地方とその周辺では、今年1月1日以降、今月9日午前8時までに震度1以上を観測した地震が1784回発生しています。
月別にみると震度7の地震があった1月は1558回と最も多く、2月は144回、3月は70回と地震の回数は減ってきています。
しかし元日に大地震の発生する以前に能登地方で震度1以上の地震が発生した回数は1か月間に10回程度で、多い時でも20回程度でした。
こうした事から、9日に開かれた政府の地震調査委員会の定例の会合では、大地震発生前と比較すると、現在も多くの地震が発生しており、依然として地震活動が活発な状態であると評価しました。
さらに、これまでの地震活動と地殻変動の状況をふまえると、能登地方で2020年12月から続く「群発地震活動」は当分の間、続くと考えられ、今後も強い揺れや津波を伴う地震が発生する可能性があるとしています。
地震調査委員会の平田直委員長は、元日におきた大地震の影響が無くなったとはみていないとし、「地震回数が減少してきても、しばらくしてから規模の大きめの地震がおきることがあるため、強い揺れと高い津波に引き続き注意していただきたい」と話しています。