2回接種の高齢者 感染者数1/10以下に
65歳以上の新型コロナウイルスの新規感染者について田村厚生労働大臣は、2回接種した高齢者は、接種していない高齢者と比べると感染者数が10分の1以下となっていることを明らかにしました。
感染状況などを分析する専門家会議で示されたワクチンと新規感染者に関する調査で、65歳以上の感染者は人口10万人あたり、接種していない人では13人だったのに対して、2回接種した人は0.9人とわずかで、接種後に感染した人の割合は接種せずに感染した人の10分の1以下になっていました。
また、東京都の新規感染者に占める高齢者の割合は4パーセントにとどまっていて、ワクチンによって重症者や死亡者の増加が抑えられているとみられます。