歩道に100個以上“謎のプランター”撤去 10年以上も放置…持ち主わからず 大阪市
大阪市の歩道に放置されていた“謎のプランター”が4日、撤去されました。市は先月、張り紙で撤去を求めていましたが、持ち主はわからずじまいでした。
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大阪市で4日午前、歩道に10年以上放置されていたとみられる“謎のプランター”が、次々とトラックに運びこまれていきました。重さが約70キロあるものは、職員5人がかりで運びこまれました。
木は高いもので2メートル以上あり、その数は100個以上。約60メートルにわたり無許可で置かれていました。
市の担当者
「道路不正使用物件につきまして、歩道上からの移設、撤去をおこなっている」
プランターについては以前から、「(歩道が)狭くかんじました」などと通行の妨げになっているとの指摘もありました。
現場には駐輪場が移設される予定で、市は先月、張り紙で撤去を求めていましたが、結局、持ち主はわからずじまい。4日に全て撤去されたということです。
市の担当者
「(道路法で)道路上ではしてはいけないこと、禁止事項が定められています。この植木に限らず、道路上に私物を置かないようにお願いしたい」
そして、大量のプランターがどうなるのか気になりますが…市は今後、希望する人への引き渡しも検討するということです。