「ビッグモーター」の店舗前で街路樹が枯れるなどした問題で、ビッグモーターの担当者が埼玉県と茨城県に対し、除草剤の散布を認め、謝罪したことがわかりました。

埼玉県ではビッグモーター「所沢店」と「八潮店」の前で街路樹が枯れていたことが判明し、「所沢店」では土壌調査の結果、除草剤の成分が検出されたため、県が警察に被害届を出していました。

埼玉県は23日、ビッグモーター本社の部長が県庁を訪れ、「所沢店」と「八潮店」両店で除草剤の散布を認め、直接、謝罪があったことを明らかにしました。県は今後、原状復旧に向け具体的な協議を進めるとしています。

一方、茨城県は22日、県庁にビッグモーターの担当者が訪れ、「つくば店」「アウトレット阿見店」「ひたちなか店」で除草剤の散布があったと事実を認め、県側に謝罪したことを明らかにしました。

ビッグモーター側は、これまでの県の聞き取りに対し、「つくば店」については、「除草剤は散布していない」と回答していたため、土壌の検査が行われていました。

県は、つくば店について、警察に被害届を提出する方針です。