ビッグモーター店舗前の街路樹、神奈川の2店舗で“除草剤” 埼玉県警は被害届受理し捜査
神奈川県が管理する中古車販売店「ビッグモーター」の店舗前の道路で街路樹が枯れていた問題で、県は土壌検査の結果、2店舗で除草剤の成分が検出されたと発表しました。
神奈川県の担当者
「県民の財産を毀損された物証が出てきた。大変憤りを感じている。しっかりビッグモーター側には対応を求めていきたい」
神奈川県が管理する道路では、ビッグモーター4店舗の前で、街路樹の不審な枯れや伐採が確認されています。
県が、この4店舗の土壌検査を行ったところ、平塚市と藤沢市の2店舗の前で「ブロマシル」などの除草剤の成分が検出されたということです。
県は、この2店舗について、早ければ来週21日にも、神奈川県警に被害届を出す方針だということです。
一方、埼玉県所沢市の「ビッグモーター所沢店」前の街路樹が枯れ、埼玉県の調査で土壌から「グリホサート」という除草剤の成分が検出されていた問題で県が18日、埼玉県警に被害届を提出したことが分かりました。
埼玉県警は被害届を受理し、今後、器物損壊事件として捜査するということです。