ビッグモーター店舗前の街路樹、土壌調査で“除草剤”検出…さいたま市が被害届提出へ
中古車販売大手「ビッグモーター」の店舗前で街路樹が枯れている問題で、土壌調査の結果、さいたま市内の1店舗から除草剤の成分が検出されたことがわかりました。
この問題は、さいたま市のビッグモーターの店舗前で街路樹が枯れていたなどしていて、市が土壌調査を行っていたものです。
さいたま市の発表によると、調査を行った2店舗のうち「浦和美園店」について、「グリホサート」という除草剤の成分が検出されたことを明らかにしました。
検出されたグリホサートの濃度は最大で4倍で、浦和美園店の店長は先月、市の聞き取りに対し「月に1・2回、下草に除草剤を撒いた」と答えていました。
市は、警察に被害届を提出する方針で今後、原状復旧と損害賠償について、ビッグモーターと協議していくとしています。