ビッグモーター“街路樹”問題で神奈川県が被害届提出 茨城県はつくば店前で土壌採取
「ビッグモーター」の店舗前で街路樹が不自然に枯れるなどしているのが確認された問題で、神奈川県は21日、被害届を提出しました。
神奈川県などによりますと、県内のビッグモーターの複数の店舗前の街路樹が不自然に枯れるなどしているのが確認された問題で、県は21日、平塚市と藤沢市にある2店舗分について、警察に被害届を提出したということです。
この2店舗については、県の土壌検査で除草剤の成分が検出されたほか、ビッグモーター側の社内調査でも除草剤をまいたことが確認されていました。
警察は今後、捜査を進める方針です。
一方、茨城県は21日、街路樹が枯れているのが確認された、ビッグモーターつくば店の前の植え込みで、土壌の採取を行いました。
茨城県によりますと、ビッグモーター側は聞き取りに対し、つくば店について「除草剤は散布していない」と回答していますが、県は、除草剤の成分が検出された場合は被害届を提出する方針です。