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勝手に…歩道に「プランター」103個 30年以上前から? 誰が置いた? 大阪市が撤去求めるも名乗り出ず

2023年9月28日 21:03
勝手に…歩道に「プランター」103個 30年以上前から? 誰が置いた? 大阪市が撤去求めるも名乗り出ず

大阪市の歩道に覆いかぶさるように植物が青々と生い茂っていました。歩道は視界が悪く、自転車などが突然、飛び出してくると危険です。そして、樹木は2メートル以上あります。

一見すると、どこにでもある街路樹のようにみえますが、実はプランターで、勝手に置かれた物だといいます。

歩道は大阪イチの繁華街・難波の近くにあり、大阪市によると、プランターの数は103個。約60メートルにわたって並べられているといいます。

グーグルストリートビューで確認すると、14年前の画像にはプランターが置かれていたことがわかります。

街の人からは「(歩道が)狭く感じました」「30年以上住んでいるけど、ずっとあると思う」という声が聞かれました。

さらに――

プランターの前をよく通る人
「(ホテルの)従業員が水をまいていた。育てているんだなと思った」

大阪市がホテル側に確認したところ「プランターは以前からあった」と話していたということです。

大阪市はこのプランターが「歩道を不法占拠している」として、所有者に対して警告文を出し、26日までに撤去するよう求めていました。道路に無許可で物を置くことは法律で禁止されており、道路法43条・102条により1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられるといいます。

26日が撤去期限でしたが結局、所有者は名乗り出ず、大阪市はこの場所に駐輪場をつくるため調査を行い、早ければ来週にも撤去をはじめるということです。

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