２３日午後８時から行われる開会式に向け、午後４時からは国立競技場周辺などで、大規模な交通規制が行われます。

開会式が行われる国立競技場周辺には、２３日午後に飛行するブルーインパルスを見ようと、朝早くから多くの人が集まっていました。

「オリンピックということで（国立競技場と）コラボレーションで撮影できたらいいかなと」

国立競技場周辺などでは、夕方から大規模な交通規制が行われます。一般道では、午後４時から国立競技場や国会、選手村周辺で車両の進入が原則禁止されます。

また首都高速道路でも、午後５時半から、あわせて１７か所の入り口が閉鎖され、都心方面への通行が制限されます。警視庁は迂回（うかい）路の活用を呼び掛けています。

およそ８時間半後に開幕する東京大会ですが、多くの会場で無観客開催となり、観戦を予定していた子どもたちからは、複雑な声が聞かれました。

「オリンピックのチケット当たってたんですけど、なくなっちゃって少し残念って感じ。（テレビで）見届けるだけなのでさみしい」

「もう絶対、日本勝ってほしい」

また、東京・晴海にある選手村では、大型バスが出入りし、競技に向かう選手とみられる人や、少しでも大会を身近に感じようと記念撮影する人の姿もありました。

開会式に参加する選手は原則、選手村に滞在する人に限定されていますが、新型コロナ対策で、入場行進で人との距離をとらなければならず、式典は当初より３０分延長され、終了時間は午後１１時半となっています。