うるま市で院内クラスター 患者64人死亡
沖縄県うるま市の病院で、新型コロナウイルスの大規模なクラスターが発生し、これまでに入院患者64人が死亡したことがわかりました。
院内クラスターが発生したのは、うるま市にある高齢者向け精神科病院の「うるま記念病院」で、7月中旬からこれまでに、入院患者173人、職員23人の合わせて196人が新型コロナに感染し、このうち、患者64人がこれまでに亡くなったということです。
病院によりますと、院内では感染した患者を個室で治療するのが困難なうえ、県内の医療提供体制のひっ迫で、患者をほかの病院へ移すことも難しくなっているため、県の内外から医師や看護師の派遣を受けて、収束を図っているということです。