緊急事態宣言が拡大・延長された初めての週末の２２日、東京都内の人出は、データが公開されているすべての地点で増加していました。

２２日、日曜日として過去最多の４３９２人の感染が確認された都内では、通勤客から外出をためらう声も聞かれました。

５０代会社員「どこか行きたくても怖くて行けないです」

５０代会社員「週末はほとんど家にいまして、近所にちょっと食料品とかを買い物に行くくらいでした」

携帯電話の位置情報の解析によりますと、２２日午後３時台の都内の人出は１週間前の日曜日（１５日）と比べて、原宿駅周辺でプラス７１．６パーセント、秋葉原駅周辺でプラス３３．８パーセント、銀座駅周辺でプラス２４．８パーセントなどと、データが公開されている２２地点のすべての地点で増加しました。

一方、新たに緊急事態宣言に追加された地域では、多くの地点で減少していたものの、福岡県の天神駅周辺で、プラス１５．３パーセント、茨城県の水戸駅周辺でプラス３９．４パーセントと増加が見られました。