田村厚労相「再び緊急事態宣言もありうる」
新型コロナウイルスの感染者が東京都で増加していることを受け、田村厚生労働大臣は、再び、緊急事態宣言もありうるとの考えを示しました。
「より感染拡大の可能性があれば緊急事態というものを我々は、再度、発動することも十分念頭に置いております」―田村大臣は、このように述べ、専門家の意見を聞きながら対応していくとしました。
一方、成田空港で感染が確認された東京オリンピック・ウガンダ選手団の男性はインドで確認されたデルタ株だったことが分かりました。
ホストタウンの泉佐野市の職員らが濃厚接触者に認定されましたが、田村大臣は、「バブルに入る選手と自治体職員が、そもそも接触してもらっては困る」と自治体に改めて周知する考えを示しました。
厚労省は、検疫で選手らの感染が判明した場合、濃厚接触の疑いがある人を別の専用バスで合宿先まで運ぶことを検討しています。