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「飛鳥2」濃厚接触者の家族は“陰性”

2021年4月30日 22:53

29日、横浜港を出港し青森に向かっていた豪華クルーズ船「飛鳥2」で、乗客1人の新型コロナウイルス感染が確認されました。船は横浜港に引き返しています。

横浜市の担当者「飛鳥2において乗船客1名の陽性を確認しましたのでご報告させていただきます。(乗客は)乗船後に喉の違和感みたいなことを感じた」

横浜市や運航会社によりますと、29日、横浜港を出港したクルーズ船「飛鳥2」の60代男性の乗客1人の、新型コロナウイルスへの感染が30日午後、確認されました。

男性は、乗船1週間ほど前に受けたPCR検査では陰性でしたが、乗船直前に行ったPCR検査で陽性と判明しました。乗船後の29日午後、喉の違和感などの症状があったということです。男性の濃厚接触者は同じ部屋の家族1人のみで、検査の結果、陰性でした。

「飛鳥2」は乗客302人を乗せ、青森や北海道を回る予定でしたがクルーズを中止し、横浜港に向かっています。「飛鳥2」は5月1日正午頃、横浜港に戻る予定ですが、乗客は全員、下船まで自室で待機するということです。

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