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「飛鳥2」 同じ部屋以外の濃厚接触者なし

2021年4月30日 18:58
「飛鳥2」 同じ部屋以外の濃厚接触者なし

宮城県沖を航行中の豪華クルーズ船「飛鳥2」で30日、乗客1人の新型コロナウイルス感染が確認されました。

運航会社によりますと、29日に横浜港を出発し、青森と北海道をクルーズ予定だった飛鳥2の乗客およそ300人のうち、1人の感染が確認されたということです。

すべての乗客は乗船1週間前からPCR検査を受け、陰性が確認されていましたが、急激な感染拡大で出発日にもPCR検査を行ったところ、30日午後、1人の陽性が確認されたということです。

感染が確認された乗客に症状はなく、同じ部屋の人以外の濃厚接触者はいないということです。また、乗客は全員、下船まで自室で待機するということです。

「飛鳥2」は現在、宮城県沖を航行中ですが、クルーズを中止し、5月1日にも横浜港に戻って乗客を下船させる方向で調整中だということです。