“異物混入”で文化庁きょうの職域接種中止
モデルナの新型コロナウイルスワクチンに異物が混入していた影響で、文化庁が26日に予定していた職域接種が急きょ中止となりました。
文化庁では、安全に芸術文化活動ができる環境を速やかに実現するため、国立文化施設を活用し、新型コロナウイルスワクチンの職域接種を実施しています。
26日は、東京・港区の国立新美術館で文化芸術関係者8000人を対象にした職域接種を行う予定でしたが、26日未明、厚生労働省がモデルナのワクチンに異物が見つかったと発表したことを受け、朝に中止を決めました。使用する予定だったモデルナのワクチンが異物が見つかった「製造ロット番号」に該当していたということです。
文化庁では、代替のワクチンを送ってもらえるか武田薬品工業に要請しているということですが、代替のワクチンが確保できるか、会場がそのまま使用できるかなど、再度、調整が必要で、次の職域接種の予定はまだ立っていません。