JR東海とJR西日本は指定席ニーズの高まりを受け、東海道・山陽新幹線「のぞみ」の自由席を、来年の春から減らす方向で検討していることがわかりました。

東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は16両編成で運行していて、うち3両の合わせて250席が、自由席となっています。

関係者によりますと、来年3月のダイヤ改正に合わせ、3両のうち、1両・85席分を指定席に変更し、自由席を2両に減らす方向で検討していることがわかりました。

JR東海とJR西日本は、すでに年末年始、ゴールデンウイーク、お盆の三大ピーク期は、「のぞみ」を全席指定で運行していて、指定席のニーズの高まりが背景にあるとみられています。

JR東海は、「利用実態を踏まえて、最適な座席区分のあり方を検討している」とコメントしています。