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富士山“初冠雪”異例の取り消し…ナゼ?

2021年9月23日 18:33
富士山“初冠雪”異例の取り消し…ナゼ?

今月7日、山梨県本栖湖から富士山を見ると、朝日に照らされた山頂付近にうっすらと雪化粧がありました。気象庁はこの7日に富士山の「初冠雪」を発表。しかし、その後、初冠雪の条件を満たさなくなったとして、異例の取り消しを行ったのです。

一体どういうことなのでしょうか。

木原実気象予報士「冬に向かっている中に降った雪と判断したのが、いやまだ気温が上がったと。まだ冬ではなかったということで、見直しになった」

初冠雪は、山頂付近の1日の平均気温が最も高い日より後に発表されることになっています。気象庁は、先月4日の9.2℃を最高とみて今月7日に初冠雪を発表。しかし、今月20日に10.3℃と最高気温が更新されたことから、初冠雪を取り消すことになったのです。

富士山の初冠雪の取り消しは、過去10年は記録がないということです。