眞子さま「診断」と「一時金辞退」…経緯は
宮内庁は1日、秋篠宮家の長女の眞子さまと小室圭さんが26日に結婚され、会見を開くと発表。誹謗(ひぼう)中傷と感じられることが長く続き、眞子さまが「複雑性PTSD」と診断されたと明らかにしました。一時金の辞退のお考えは、2014年から示されていました。
■再会は3年ぶり…26日に結婚会見
「笑顔あふれる家庭をつくることができれば、うれしく思います」
結婚生活について、秋篠宮家の長女、眞子さまがこう期待を語られた婚約会見から4年。宮内庁は1日、眞子さまと小室圭さんの結婚を正式に発表しました。
10月26日に婚姻届を提出し、お2人で会見に臨まれる予定です。
9月27日にアメリカから帰国した小室さんは、2週間の隔離期間を経て、約3年ぶりに眞子さまと再会します。
ようやく晴れの日を迎えますが、納采の儀などの結婚に伴う儀式が全て行われないことが発表されました。
■2014年に意向…一時金「辞退」
また、眞子さまは皇室を離れる際に支払われる「一時金」を辞退されます。
宮内庁は、1億円を超える金額に眞子さまがためらいを強く感じられたとした上で、「結婚後も批判や誹謗(ひぼう)中傷が続き、自身が精神的負担を感じ続けることになると思われたためです」と説明します。
2014年には既に、辞退したいお気持ちを秋篠宮ご夫妻と小室さんに伝えられていたといいます。
■「複雑性PTSD」診断
宮内庁は、眞子さまのご体調について「複雑性PTSD」と診断されたことを明らかにしました。
誹謗中傷と感じられる出来事が長期的に繰り返されることで、2018年ごろから「自分には価値がない」と思い込んだり、「平穏で幸福な生活を送りたいという願いが不可能となってしまう恐怖」を感じられるようになったりしたといいます。
ただ、現在も公務を行われるなど判断力に影響はなく、結婚の準備にも支障はないといいます。
■コロナで延期…「これ以上は」
――なぜ、このタイミングでの結婚に?
笛吹雅子・日本テレビ解説委員(宮内庁担当)
「去年結婚の予定だったものが、コロナの状況などもあり延び続けた中で、『複雑性PTSD』と診断されるほどのご体調となり、これ以上続くのは耐えられないということで、この時期になったと説明がありました」
――秋篠宮ご夫妻の受け止めは?
「眞子さまの体調を気遣い、大変心配されていると、側近からの紹介がありました」
宮内庁によると、天皇皇后両陛下への挨拶は眞子さまがお1人で行います。両陛下は、眞子さまのこれまでの活動に心からの労いの気持ちを持たれ、今後、幸せな人生を歩んでいかれることを願われているといいます。
(10月1日『news zero』より)