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青森で震度5強 60代女性がケガ

2021年10月6日 6:08
青森で震度5強 60代女性がケガ

6日未明、青森で震度5強を観測する強い地震がありました。気象庁は、雨で地盤がゆるんでいるとして、崖崩れなどに注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、午前2時46分ごろ、東北地方で強い地震があり、青森県の階上町で震度5強の揺れを観測したほか、青森県の八戸市や南部町、岩手県の盛岡市でも、震度5弱の揺れを観測しました。震源は岩手県沖で、震源の深さは56キロ、地震の規模を示すマグニチュードは、5.9と推定されています。

消防によりますと、この地震で、青森県八戸市に住む60代の女性がタンスを押さえ右肩を痛めるケガをしたほか、岩手県内では、信号機が折れたという情報もあるということです。

気象庁・地震津波監視課長「現在、雨が降っています。揺れが強かった地域では、落石や崖崩れなどの危険性が高まっていますので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意してください」

また、気象庁は今回の震源の岩手県沖は、10年前の東日本大震災以降、地震活動が活発になったエリアの1つだとして、今後も強い揺れに注意するよう呼びかけています。