東京23区で東日本大震災以来の震度5強
7日午後10時41分ごろ、東京と埼玉で震度5強の揺れを観測する強い地震がありました。東京23区で震度5強を観測したのは、10年前の東日本大震災以来のことになります。
気象庁によりますと、午後10時41分ごろ、関東地方で強い地震があり、東京都の足立区や、埼玉県の川口市、宮代町で震度5強の揺れを観測したほか、千葉県、神奈川県内でも最大震度5弱の強い揺れを観測しました。
震源は千葉県北西部、震源の深さは80キロ、地震の規模を示すマグニチュードは、6.1と推定されています。この地震による津波はありませんでした。
東京23区で震度5強の揺れを観測したのは、10年前の東日本大震災以来となります。
気象庁によりますと、震源の千葉県北西部は、地震を引き起こすプレートが複雑に絡み合い、「地震の巣」と呼ばれるほど地震活動が活発な場所で、2005年7月にも、マグニチュード6.0の地震が発生し、東京足立区で震度5強の強い揺れを観測しています。
気象庁は8日午前0時50分から会見を開き、今後の注意点などを説明することにしています。