群馬大付属病院 高濃度窒素で水道使用中止
群馬大学の医学部付属病院で新生児10人がメトヘモグロビン血症を発症したということです。病院の水道水から異常に高い数値の窒素が検出されていて、病院では上水道の使用を中止して調査しています。
群馬大学によりますと、19日午後5時ごろ、新生児集中治療室などの入院患者10人がメトヘモグロビン血症を発症したということです。
メトヘモグロビン血症とは血中で酸素を運ぶヘモグロビンの機能に異常が生じるものですが、病院が調査したところ、上水道の窒素の数値が異常に高いことがわかったということです。
新生児集中治療室では水道水でといたミルクを飲ませていましたが、患者らはすでに症状が改善しているということです。
病院は上水道の使用を中止して調査し、一部外来を休止しているということです。