軽石漂着で高級養殖魚がすべて死ぬ
沖縄県内に軽石が漂着している問題で、養殖の高級魚が大量死していたことが分かりました。
港を埋め尽くす大量の軽石。今月14日、沖縄県うるま市の漁港の様子です。
漁港内の生けすには、養殖の高級魚「琉球スギ」がおよそ500匹、出荷を控えていたといいますが、水産会社の職員らが魚の状態を確認したところ、すべて死んでいたといいます。
水産会社社長「生けすにも(軽石が)たまってとにかく出すんだけど間に合わなくてね。自然災害だからね、どうしようもないしね」
一部の「琉球スギ」は、エラに軽石を詰まらせていたということで、呼吸困難になって死んだとみられています。
損害額は200万円から、300万円にのぼる見込みだということです。