東京都内の３０日夜の人出は、１週間前と比べてほとんどの地点で増加していました。一方、ハロウィーンで人出の増加が警戒されている渋谷ですが、同じくコロナ禍でハロウィーンを迎えた去年と比べるとほぼ同じ人出であることがわかりました。

携帯電話の位置情報の解析によりますと、３０日午後９時台の都内の人出は、１週間前と比べて、渋谷センター街でプラス２１．８％、秋葉原駅周辺でプラス２４．０％、品川駅周辺でプラス２６．８％、お台場でプラス４１．１％などとなっています。

繁華街で軒並み人出が増加していて、都内全体で、データが公開されている２２地点のうち２０地点で増加していました。

このうちハロウィーンで人出増加が警戒されている渋谷の３０日夜の人出を、同じくコロナ禍で迎えた去年のハロウィーン前夜と比べてみると、渋谷センター街でマイナス０．１％とほぼ同じ人出でした。