リチウムイオン電池の火災増 純正品使用を
スマートフォンのモバイルバッテリーなどに広く使われているリチウムイオン電池が出火するケースが増加していることを受け、東京消防庁が注意を呼びかけています。
東京消防庁が公開したリチウムイオン電池が使われたバッテリーから出火する実験映像では、純正品でない充電器で充電を始めておよそ35分、激しく煙を噴きはじめ、火柱があがりました。また別の実験では、充電を始めて1分半ほどで煙を噴きながら発火しました。
リチウムイオン電池が出火するケースは去年までの5年間でおよそ400件あり、特にモバイルバッテリーの出火が多いということです。
東京消防庁は、メーカーが指定する純正品の充電器やバッテリーを使用し、熱くなるなどの異常があったものは使用を控えてほしいとしています。