プラグ差して充電「電動飛行機」乗り心地は
電気で空を飛ぶ「電動飛行機」が、ヨーロッパで初めて承認されました。
スウェーデン南部・ゴットランド島の上空を飛ぶ、1機の飛行機。眼下に広がっているのは、スウェーデンの美しい町並みです。この飛行機、実は…。
山田智也記者
「こちらが、ヨーロッパで初めて承認された電動の飛行機です。電気自動車と同じようにプラグを差して充電します」
電気で空を飛ぶ「電動飛行機」です。安全性などの基準を満たしているとして、ヨーロッパの航空当局が初めて認可したものです。
山田智也記者
「楽しみですけど、ちょっとだけ不安です」
早速、記者が乗せてもらいました。少しの不安を抱え、いざ、テイクオフ!
特徴の一つが、音が静かなこと。乗り心地はというと――
山田智也記者
「きょうはとても風が強いんですけれども、とても安定して飛んでいます」
この電動飛行機。メリットは、温室効果ガスを排出しないこと。世界で開発が進んでいるといいます。
空港の管理責任者
「5年以内に、スウェーデン本土とを結ぶ19人乗りの電動飛行機の就航を見込んでいます」
今後の商用化に向けて、バッテリーの小型化や、出力を上げることなどが課題となっているということです。