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ここ5年の交通事故死傷者 歩行中は7歳 自転車乗用中は16歳が最多に 春から事故増加傾向 警察庁

2025年3月27日 1:09
ここ5年の交通事故死傷者 歩行中は7歳 自転車乗用中は16歳が最多に 春から事故増加傾向 警察庁

ここ5年の交通事故死傷者数を年齢別で見ると、歩行中は7歳、自転車乗用中は16歳が最多となったことがわかりました。歩行中の児童の事故、自転車乗用中の生徒の事故のいずれも4月から6月にかけて増加する傾向があるということです。

警察庁によりますと、2020年から去年までの5年間の合計の交通事故死傷者数を年齢別でみると、歩行中は7歳が最多、自転車乗用中は16歳が最多となったということです。

また、歩行中の児童の事故、自転車乗用中の小学生から高校生までの事故のいずれも4月から6月に増加する傾向があることがわかりました。

警察庁は、7歳の子どもについてはまだ交通安全に関する知識や経験が十分でないなか、小学校入学後注意力が落ちてきた時に事故に遭いやすいのではないかとみています。また、16歳は高校入学で自転車通学が始まったり行動範囲が広がったりし、慣れてきたころに事故に遭いやすくなるのではないかとみています。

警察庁は、来月6日から行われる春の全国交通安全運動で、春に増加する子どもの事故の防止を呼びかけることにしています。

最終更新日:2025年3月27日 1:09
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