徳島「剣山頂上ヒュッテ」今年の営業最終日
西日本第2の高峰、徳島県の剣山にある山小屋・剣山頂上ヒュッテでは23日、今年の営業の最終日を迎え、24日に山を下りる準備に追われていました。
23日の剣山は気温が氷点下7.5℃まで下がり、暖かかった22日と比べ11.5℃も冷え込みました。
剣山頂上ヒュッテは、今年も新型コロナ対策で密を避けるため、席数や宿泊数を制限して営業してきました。例年通り23日に最終日を迎え、ヒュッテを営む新居智次さんが、凍結して壊れるのを防ぐためにはずした雨どいや、給水パイプを屋内にしまう作業などを行っていました。
剣山頂上ヒュッテ・新居智次さん「夏場までは(登山客が)少なかった。だけど、秋からコロナが落ち着いてからは、けっこう遠方の方もおいでてくれて、11月の今ごろは登山される方は少ないんですけど、けっこうな数の登山客がおいでてますね」
最後の夜は、15人の登山客が宿泊するということです。
標高1955メートルの剣山は、これから本格的な冬山シーズンを迎えます。リフトは11月いっぱい運行します。