きょうからオミクロン株“独自検査”東京都
東京都は、新型コロナウイルスのオミクロン株について独自のPCR検査の手法を確立し、3日から実施すると発表しました。
東京都・小池知事「オミクロンに対応した変異株のPCR検査の手法を構築しています。都としても十分な警戒が必要なので、総力あげて先手先手で対策を講じていく」
東京都は、オミクロン株の特徴である「N501Y」と「E484A」の変異の有無を確認することで判別する、都独自のPCR検査の手法を国の感染研に先がけて確立し、3日から都の健康安全研究センターで検査を始めると発表しました。検査が可能な規模は1日100件程度で、1日で結果が出るということです。
都はこのPCR検査で、オミクロン株の疑いが出たら即座にゲノム解析をおこない、市中感染が広がらないよう監視を徹底するとしています。
また、都は、オミクロン株の濃厚接触者の増加に備え、宿泊療養施設を現状の2倍近くの3400室程度確保するほか、オミクロン株に対応した電話相談窓口も設置するとしています。