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都 計画より早めに病床確保レベル引き上げ

2021年12月22日 18:12
都 計画より早めに病床確保レベル引き上げ

東京都は、オミクロン株の市中感染に備え、当初の計画より早い段階で病床確保のレベルを引き上げる対策を発表しました。

東京都は、病床の確保について新型コロナの感染状況に応じた3段階のレベルを定めていて、感染者の7日間平均については500人以上になるとレベル1からレベル2へ、700人以上になるとレベル2からレベル3へと、段階的に引き上げる事にしています。

これに対し都は、オミクロン株について特別に7日間平均が100人以上になるか、増加比が2週間以上、300%以上を継続した段階で現在のレベル1から最高レベルのレベル3に一気に引き上げ、病床を6891床確保するとしました。

また都は宿泊療養施設を現状のおよそ3400室から年明けには、およそ4760室に引き上げるとしています。

小池知事は、「年末年始は人の動きも増え、感染リスクが高まり、オミクロン株が市中感染すると、急拡大が懸念される。先手先手で医療体制を整えたい」としています。