東京都は23日から、文章生成AIについて、全ての部局で導入し、業務での利用を開始しました。

東京都では23日から、都の職員約5万人が文章生成AI「チャットGPT」を、業務で利用できるようになりました。

職員が利用するためには、研修を受けたうえ、その後、都作成のガイドラインを読むことで、利用申請ができるということです。

都は活用できる分野として、会議の議事録や翻訳などの文章の作成補助や企画のアイデア出しなどをあげています。

23日は実際に職員が利用し、都の事業をSNSで発信する際の文章を参考にしていました。

入力した文章は、外部のサーバーに残ったり学習されたりしない設定になっていて、都の担当者は、「行政の質を高める可能性がある技術だが、まずは事故なく安全に使っていくことが第一だ」としています。