学校現場での「チャットGPT」取り扱いに関するガイドライン作成へ 文科省
文部科学省は、対話型AI「チャットGPT」について、学校現場での取り扱いに関するガイドラインを作成する方針を明らかにしました。
「チャットGPT」は、インターネット上の大量のデータを学習し、質問などを入力すると回答の文章を自動生成する対話型のAIソフトですが、学校現場では、宿題の回答や読書感想文も自動生成することが可能なため、児童生徒の学習状況に悪影響を及ぼす恐れも指摘されています。
こうした状況を受け、文部科学省は、学校現場で使用する場合の注意点や活用方法などについて、ガイドラインを作成する方針を示しました。
今後、有識者の意見などを踏まえ学校での実際の活用事例や、海外での取り組みなどを参考に、できるだけ早く取りまとめたいとしています。
永岡文科相は7日の閣議後会見で「どのように使いこなすかという視点や回答を批判的に吟味をしたり、自分の考えを形成するのにいかす視点が重要」と話しました。