東京消防庁 ヘリの事故などなくす「安全推進部」発足
ヘリコプターでの救急搬送中に女性が転落し、死亡した事故などをうけて東京消防庁は、こうした事故をなくすための「安全推進部」を発足し、1日、式典が行われました。
1日の式典は、清水洋文消防総監らが出席し、「安全推進部」の職員が安全対策に取り組み、安心安全な町を実現していきたいと宣言しました。
「安全推進部」は、2019年に福島県いわき市で起きた、ヘリコプターでの救急搬送中に、患者の女性が落下し死亡した事故などをきっかけに立ち上げられたもので、これまで部署ごとに行っていた安全対策などをとりまとめ、発信していく狙いがあるということです。
東京消防庁では、3年前に八王子市の火災現場で活動中の隊員1人が殉職する事故もあり、「安全推進部を立ち上げ、こうした事故を根絶していきたい」としています。