中央快速線に導入予定の2階建てグリーン車公開 両開きドアで乗降しやすく
JR東日本は来年度末以降中央快速線などに導入予定の、グリーン車の車両を報道公開しました。
中央快速線や直通する青梅線の電車は現在、普通車のみ10両編成ですが、2階建てのグリーン車を2両追加し12両編成で運転します。
東海道線や横須賀線など、首都圏の各路線で使用されているグリーン車と比べ、中央快速線では両開きの幅の広いドアになっているのが特徴です。
これはラッシュ時、東京駅での折り返し時間が2分ほどしかなく、車内清掃などのためには短い時間で乗客に降りてもらう必要があるということで、座席の向きを自動で進行方向へ回転させる機能も装備されました。
グリーン車のサービスは、中央快速線の東京・大月間と、直通運転をする青梅線の立川・青梅間で来年度末以降に導入予定です。
運賃に追加となるグリーン料金は、東京~八王子間、新宿~高尾間などの50キロ以内が平日780円。50キロを超えると平日1000円となる予定です(事前購入の場合)。