大阪府大東市の住宅で3人の遺体が見つかった火事で、火事の前に住人の男性がガソリンの携行缶を購入していたことがわかりました。警察は火事との関連を慎重に調べています。

18日、大東市で起きた火事では、住宅1棟が全焼したほか、両隣の住宅も焼けました。火元の住宅からは3人の男性の遺体が見つかり、当時、住人の下舞孝造さんと、50代の息子2人が下舞さんの妻の葬儀を終えて家にいたとみられ、警察は遺体は3人とみて身元の確認を進めています。

焼け跡からはガソリンを入れる携行缶が見つかっていますが、捜査関係者への取材で、下舞さんと同居していた二男が火事が起きる前に、携行缶を購入していたことが新たにわかりました。警察はこの携行缶が焼け跡から見つかったものと同じものかどうか確認するとともに、出火の原因と関連があるかについても慎重に調べています。