水際対策きょうから大幅緩和 観光客「日本に行けるチャンスだと」
11日から新型コロナウイルスの水際対策が大幅に緩和され、個人旅行が解禁されるなど外国人観光客の受け入れが本格的に再開されます。
政府は11日から新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、外国人の個人旅行を認めるほか、短期滞在のビザの免除、一日あたり5万人の入国者数の上限を撤廃しました。
イングランドからの観光客「水際対策が緩和されてからすぐに日本に行けるチャンスだと思いました。緩和されるまでとても長かったのでとてもうれしいです」
また、11日朝に日本に到着した国際線の客室乗務員も、個人旅行は少ないものの、インバウンド客の増加を実感したということです。
ANA客室乗務員 谷崎泉さん「(緩和以前は)渡航に関して心配される人が多かったと思いますが、今回は日本を楽しみたい方がほとんどで、仕事の合間に思いっきり日本を楽しんで帰るんだという方が多くいらっしゃいました」
ANAは、12月から来年1月に海外から日本に向かう飛行機の予約が先月中旬に比べて、規制緩和が発表された先月下旬は5倍となったほか、日本航空も来月から12月の予約数が緩和発表後は3倍以上になっているということです。