囲碁「本因坊戦」最後の2日目 来年から対局が“1日制”に 七番勝負第7局
囲碁七大タイトルの中で歴史が最も古い「本因坊戦」の七番勝負第7局の2日目が行われています。
第7局は19日から三重県鳥羽市で行われています。タイトルを持つ井山裕太三冠はこれまで本因坊戦11連覇で、これは七大タイトルで最多記録です。
一方、挑戦者は囲碁棋士で新聞記者でもある二刀流の一力遼・棋聖。初の本因坊獲得を目指します。
先に4勝するとタイトルを獲得する本因坊戦七番勝負も最後の第7局まで勝負はもつれ込み、20日朝、最終局、2日目が始まりました。勝負は20日夜に決着する見通しです。
囲碁の家元の名を譲り受け、1939年に創設された本因坊戦ですが、これまで2日にわたって行われていた対局が次からは1日となり、賞金額も2800万円から850万円となるなど、規模縮小が決まっています。