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3連休初日 石川県外からも多くのボランティア 斉藤国交相「復旧・復興・インフラ整備に力入れる」

2024年2月24日 1:25
3連休初日 石川県外からも多くのボランティア 斉藤国交相「復旧・復興・インフラ整備に力入れる」
3連休の初日となった23日、能登半島地震の被災地には、石川県外からも多くのボランティアが訪れました。

宮城出身のボランティア
「東日本大震災を経験しているので、他人事には考えられなくて、少しでも寄り添えることができて帰って来られたらと思う」

石川県の被災地は、この週末、毎日290人程度のボランティアを受け入れます。そのうち、輪島市河井町の大規模火災のあった場所では、がれきの中から茶碗やフライパンなどを取り出していました。

東京から来たボランティア
「生活の跡がいっぱいあるし、いま床が出てきたんですよね。一個一個が災害ゴミじゃなくて生活の跡、大切なモノ、全部が…」

現在、奥能登でのボランティアは、金沢市から日帰りで往復してるため、活動時間が3時間程度に制限されています。そのため県は、輪島市や珠洲市にも近い穴水町に、廃校になった中学校を利用したボランティアの宿泊拠点を設け、来週26日(月)からは1泊2日のボランティア受け入れも始めるとしています。

また、被災地に斉藤鉄夫国土交通相が入り、地震によって被害を受けた地区などを視察しました。

斉藤鉄夫国交相
「予算措置も来年度予算案などでしているところなので、しっかりと復旧・復興、インフラ整備に力を入れていきたい」

24日は、岸田首相も被災地を視察する予定です。