今年3月に行われた羽後町議会議員選挙で、運動員に報酬として食事などを提供したとして2人が公職選挙法違反の罪で略式起訴されました。

公職選挙法違反の罪で略式起訴されたのは、羽後町議会議員選挙で当選した後藤忠保議員の陣営の運動員を務めていた66歳の女と、71歳の男です。

起訴状などによりますと2人は告示後の3月23日から25日にかけて、街頭で投票を呼び掛けるなどした運動員に対し、報酬として合わせて6万5000円余りの食事や折詰を提供しました。

湯沢区検察庁は2人を今月9日付で公職選挙法違反の罪で略式起訴しました。

なお、食事や折詰の提供を受けた50代から80代の運動員は、略式起訴された71歳の男を含め22人で、全員不起訴となっています。