仮想通貨の投資に関するSNSの投稿をきっかけに、北秋田市に住む40代の男性が現金あわせて376万円をだまし取られる被害にあっていたことがわかりました。

北秋田警察署の調べによりますと、北秋田市に住む40代の男性は6月2日、SNSのXで仮想通貨の投資に関する投稿を見つけて興味を持ち、LINEのアカウントを登録しました。

その後、相手から「確実に増やせる場所が欲しいのは皆さんも同じ思いなはず」「この環境で利益を出せない人はいません」などと仮想通貨の投資をもちかけられ、資産運用のサイトに勧誘されました。

男性はサイト内で指定された複数の会社名義の口座に先月25日までの間に、5回にわたり現金あわせて376万円を振り込んだところ、利益が上がったように見えたため現金を引き出そうとしました。しかし現金が引き出せずに、相手と連絡がつかなくなったことから被害に気づいたものです。

うそのもうけ話をきっかけに現金をだまし取られる被害が県内でも後を絶ちません。警察はこのような勧誘があった場合一人で判断せずすぐに相談するよう繰り返し呼びかけています。