下水道管の緊急点検で5箇所の軽微な腐食を確認 現時点で陥没事故につながる恐れなし 秋田県
埼玉県で起きた道路の陥没事故を受け、県が行った下水道管の緊急点検で、経年劣化に伴う軽微な腐食が5箇所確認されました。
いずれも陥没事故を引き起こすようなものではなく、県は新年度以降、遠隔操作できるカメラを使ってより広い範囲を点検することにしています。
県は5日から管理する下水道管の緊急点検を始めました。先月末に埼玉県で起きた、道路の陥没事故を受けたもので、40年以上使われている秋田市の下水道管、全長約9キロが対象です。
5年に一度、定期点検が行われている下水道管。
「下流側、管渠、ジョイント1、侵入水ありですね」
緊急点検は14日朝までに終わり、経年劣化に伴う軽微な腐食が5箇所確認されました。複数の漏水も確認されています。
いずれも陥没事故を引き起こすようなものではなく、県は経過を注視するとともに新年度以降、遠隔操作できるカメラを使ってより広い範囲を点検することにしています。