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24日にスタート「マイナ免許証」 便利になるところは?注意する点は? 疑問をまとめて聞きました

2025年3月21日 18:03
24日にスタート「マイナ免許証」 便利になるところは?注意する点は? 疑問をまとめて聞きました

マイナンバーカードと運転免許証が一体化した「マイナ免許証」の運用が来週月曜日=24日に始まります。

“今までと何が変わるのか”、“どのような手続きがあるのか”、疑問点や気になる点を取材しました。
(18日取材)

話を聞いたのは県警運転免許センターの佐藤慎也次長です。

県警運転免許センター佐藤慎也次長
「マイナンバーカード、こちらのICチップに運転免許証の情報が記録されるというのがひとつであります」

マイナ免許証は、マイナンバーカードに運転免許証の情報が一体化されるものです。24日に運用が始まります。

運転免許証を持っている人は・運転免許証のみ・マイナ免許証のみ・いずれも保有の3つのパターンが選択できるようになります。

【疑問①メリット】

佐藤次長
「自治体のほうに住所変更の手続きとか、行くと思うんですけど、そこで住所変更の手続きをする。従来の免許証であれば警察署、免許センターのほうに来ていただきましたけど、それが市役所のほうの届け出、こちらのほうでいわゆるワンストップというものであります」

そのほか免許更新時の講習をオンラインで受けることができるようになります。マイナ免許証にする場合は取得、更新の手数料が割安になるメリットもあります。

【疑問②デメリット】

佐藤次長
「マイナ免許証のみという方であれば当然それが免許証になりますので、それが無くなるということは当然免許証も紛失になりまして、運転ができなくなります。ですので免許証の、免許証の再交付の手続きと、マイナンバーカードの再発行、こちら同時に2つやらなきゃならないというデメリットはあるかと思います」

また、マイナ免許証の場合、有効期間や免許の種類などの情報がICチップに登録されているため、カードを見ただけでは判断できません。

運転免許証の情報は専用のアプリによる読み取りが必要になります。

【疑問③手続き方法】

佐藤次長
「もちろん運転免許証とマイナンバーカード必要になりますけど、みなさんマイナンバーカードを取得される際に署名用電子証明書、あの暗証番号のような形を設定したと思います。あの6桁から16桁の数字とアルファベットこちらの組み合わせの番号。こちらが必要になりますので、番号を忘れずにお持ちいただければと思います」

県内では運転免許センターのほか、警察署などでマイナ免許証への切り替え手続きができます。免許の更新をする際は、あらかじめ3つのパターンから選択する必要があります

佐藤次長
「それぞれの県民の皆様のライフスタイル、こちらに応じまして、選択できるものでありますので、もし不明な点があれば相談いただければと思います」

マイナ免許証への運用の切り替えが全国一斉に行われるため、あさって=23日日曜日は免許関係の手続きができません。

マイナ免許証の運用は3日後に始まります。

最終更新日:2025年3月21日 18:39
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