山火事が相次いでいる岩手県大船渡市に、秋田からも消防士や県の職員が派遣されました。

1人の遺体が見つかり、住宅への被害も広範囲に及ぶ中、早期の収束に向けて対応にあたっています。

山火事が相次いでいる岩手県大船渡市では、26日、新たに赤崎町と三陸町にある合わせて3つの地区で火の手が上がり、住民に避難指示が出されています。

この山火事で、27日、1人の遺体が見つかりました。

住宅などの被害も広い範囲に及んでいます。

こうした中、消防庁からの要請を受けて、26日夜、秋田県内各地の消防本部から「緊急消防援助隊」として、消防士114人が派遣されました。

ポンプ車を中心とした32の小隊が、27日未明から消火活動にあたっています。

また、県総合防災課の職員2人も、27日、岩手県庁に派遣されていて、火災現場の情報収集に加わりました。

大きな被害が出ている山火事の早期収束に向けて対応にあたっています。