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疲労亀裂1200以上…首都高「高速大師橋」架け替え工事始まる

2022年5月14日 17:35
疲労亀裂1200以上…首都高「高速大師橋」架け替え工事始まる

老朽化が進む、東京と神奈川を結ぶ首都高速道路の橋の架け替え工事が始まり、その現場が公開されました。

多摩川の水上を、長さ82メートル・幅18メートル・重さおよそ1300トンの巨大な橋桁が回転しています。

首都高速1号線の多摩川にかかる「高速大師橋」は1968年に開通してから53年が経過し、一日に8万台もの交通量があることから、疲労亀裂が1200以上発生しています。このため、今回運ばれた橋桁と今後クレーンで搬入する橋桁などを組み立て、およそ300メートルの新たな橋を完成させる予定です。

来年度には2週間ほど通行止めにして、架け替えを行うということです。