東海村村長などが東海第2原発を視察 再稼働に向けた安全対策工事の状況を確認
茨城県東海村とその周辺自治体のトップが再稼働に向けて工事が進む東海第2原発を視察しました。
視察をしたのは東海村の山田村長と、日立市など、村の周辺にある5市の市長で、東海第2原発の再稼働に向けた安全対策工事の状況を確認しました。
このうち、津波対策では、事故が起きた際に職員が指揮命令を行う場所を、標高20メートルを超える高台に新たに整備することや、海側には高さ約20メートルの防潮堤を整備していることなどが説明されました。
東海村・山田修村長「だいぶ工事は進んでるなと。(日本原電と自治体が)それぞれの立場で住民への理解活動を進めていただければ」
日本原電は今年2月、安全対策工事の遅れなどを理由にすべての工事完了予定を2024年9月に延期すると発表しています。