八潮市道路陥没 新たに別のスロープを作成開始
埼玉県八潮市で道路が陥没し男性運転手が乗ったトラックが取り残されている事故は3日で発生から7日目です。男性の救助活動のため新たに別のスロープを作り始めたことがわかりました。
この事故は先月28日、八潮市の道路が陥没し74歳の男性運転手が乗ったトラックが転落して取り残されているものです。
重機を穴に入れるためのスロープは完成したものの穴の中の水位が高く隊員らの安全を確保できないとして3日午後の段階でも消防による捜索は中断しています。
埼玉県などによりますとスロープの下に下水が逆流し湧き出しているとみられ近くのマンホールからポンプ車で下水をくみ上げる作業などを急いでいるということです。
これまでに完成したスロープを迂回させる形で救助を進めていましたがその後の埼玉県の関係者への取材で新たにもう一つスロープを作り始めたことがわかりました。
別のスロープの作成の準備は3日午前から始まったということで埼玉県などはスロープを増やすことで救助活動を少しでも加速させたい考えです。