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沖縄・米兵性的暴行事件 被害少女が出廷「怖くて逆らえなかった」

2024年8月23日 14:41
沖縄・米兵性的暴行事件 被害少女が出廷「怖くて逆らえなかった」

沖縄で16歳未満の少女をわいせつ目的で誘拐し、性的暴行を加えた罪に問われたアメリカ空軍兵の男に対する2回目の公判が開かれ、被害少女が証人として出廷し、「怖くて逆らえなかった」などと当時の心境を語りました。

この事件は、アメリカ軍嘉手納基地に所属する空軍兵、ブレノン・ワシントン被告(25)が去年12月、沖縄本島中部の公園で、16歳未満の少女に声をかけ、車で自宅へ連れ込んだ上、性的暴行を加えた罪に問われているものです。

那覇地裁で23日に開かれた公判には、被害にあった少女が出廷し、遮蔽板の後ろで証言台に立ちました。

被告に「寒いから車で話そう」と言われ車に乗っていて、少女はその理由について、「逆らうのが怖かったからです」などと当時の心境を語りました。また、事件当日、被告と出会った際に年齢を聞かれ、日本語と英語にジェスチャーも交え、「15歳」だと答えたとも証言しました。

被告側は初公判で、「少女を18歳と認識していた」と無罪を主張しています。