アメリカ大統領選挙に向けた民主党大会を最終日を迎え、ハリス副大統領が指名受諾演説にのぞみ、分断を乗り越え新しい道を切り開くと訴えました。中継です。

ついさきほどまで党大会が行われていました。ハリス氏は演説でトランプ前大統領を厳しく批判する一方で、「全てのアメリカ国民のための大統領になる」と強調し、幅広い支持を訴えました

ハリス副大統領「アメリカ合衆国大統領への指名を受諾する。今回の選挙で我が国は過去の苦々しさや皮肉で分裂的な争いを乗り越えるための貴重な機会を得た。新たな道を切り開く機会だ。私はすべてのアメリカ人のための大統領になることを約束します」

ハリス氏は自身も中間層家庭の出身で、インド移民の母に育てられたエピソードを紹介した上で、「力強い中間層を築くことが大統領としての決定的な目標だ」と強調。中間層の減税を実現すると訴えました。

トランプ氏については「あらゆる点で不真面目だ」などと繰り返し批判し、ホワイトハウスに再び戻ることは「極めて深刻だ」と警告しました。

外交ではイスラエルとイスラム組織ハマスとの間で続く戦闘について「イスラエルの自衛する能力を保証する」と強調した上で、「今こそ人質の解放と停戦を実現するときだ」と訴えました

ハリス氏にとってはトランプ氏との直接対決となる来月のテレビ討論会が、次の正念場となります。